立ち回りはVALORANTを上達をする上で、エイム練習と肩を並べるほど大切です。良い立ち回りをするためには、エリア理論・マップコントロール(エリアコントロール)を理解する必要があります。
理論やコントロールといった難しそうなワードが含まれていますが、理解してしまえば簡単です。分かるようになると、敵の居場所を予想することができるようになります。
攻撃・防衛共に動きやすくなるため、この記事でマスターしましょう!
エリア理論とは
エリア理論とは、マップをエリアごとに分けて戦況を把握する考え方です。基本的には、敵が居るエリア・敵が居る可能性があるエリア・敵が居ないエリアの3つに分けて考えます。
考え方を図で解説
攻撃ラウンドの例を出します。味方の位置を赤丸・敵が居るエリアを赤色・敵が居る可能性があるエリアを黄色・敵が居ないエリアを青色で表しました。

このように、味方の位置や報告からエリア別に考えます。しかし、同じ味方の配置でも、敵の傾向によってエリアの考え方は変わるので注意が必要です。
例えば、敵が積極的にエリアを広げる(Bメインやミッドなどのエリアを取得しに詰めてくる)傾向であれば、BメインやBロビーも敵が居るエリアとして考えなければなりません。他にも、Aサイトの中に敵が全員いる報告があれば、Aサイトのみ敵が居るエリアとして考えられます。
エリア理論の利点
エリア理論の利点は、敵が居る位置の予想ができるようになる点です。
敵の居場所を予想できないと、全ての箇所を丁寧にクリアリングする必要が出てきますが、予想できると、割り切ってクリアリングしたり効果的な場所にスキルを使用して、安全にエリアを取得できるようになります。
これにより、エリアを取る時間を早めることができるのです。攻撃は時間が限られていますので、早くエリアを取得できれば時間にゆとりを持って攻めることができます。
マップコントロール(エリアコントロール)とは
マップコントロールとは、エリアを取得して敵が居ないエリアを広げること。もしくは、敵にプレッシャーを与えて、エリアを広げられないようにコントロールすることをいいます。エリアコントロールとも呼ばれています。
取得しているエリアが狭いと
エリア理論の解説で使用した図を再度使用し、同じく攻撃ラウンドを例に考えます。Aサイト付近のエリアを取得していることから、A攻めだということが分かります。Aサイトに居る敵が二人程度なら成功しそうですね。

しかし、この状況で敵がAサイトに集まっており、Aサイトを攻めるのが難しいと判断した場合はどうでしょう。Bサイトにシフトしたいところではありますが、リスクが高いです。
なぜなら、Bサイト付近のエリアが殆ど取得できておらず、敵が居るエリアと敵が居るかもしれないエリアが広いからです。
このような急なシフトを行いたい状況下に、マップコントロールは生かされます。
エリアコントロールによる変化
Aメインにいた味方をBメインに移動させました。Bメインにいる味方は、サイファー等のスキルでクリアリングできるエージェントであることを想定しています。この立ち位置に居る人は、できる限り倒されないように立ち回る必要があるからです。

Bメインを確保することにより、安全な敵が居ないエリアが2倍になりましたね。
B攻めをするためには、ミッドのマーケットまで取得する必要があります。しかし、TベースからBメインまでの安全性が保証されたので、警戒すべき箇所が激減しました。
これこそが、エリアコントロールの効果です。
効率よくエリアを取得するために
VALORANTにはスキルがあるので、必ずしも撃ち合いでのエリアを取得や、監視でのエリアを維持をする必要はありません。
エリア取得であればソーヴァのドローンやスカイの狼のスキル等が使用でき、エリア維持であれば、サイファーのワイヤーやキルジョイのタレット・アラームボットのスキル等を使用できます。
他にも、スモークやフラッシュでプレッシャーをかけてエリアを取りづらくさせることも有効的です。
エリアコントロールのスモークは、以下の記事で解説しています。
まとめ
エリア理論・マップコントロールを理解すると、情報を取得する大切さが分かったと思います。だからこそ、サイファーやソーヴァのような情報を得られるスキルを持っているエージェントは重宝されるのです。
是非、エリアについて意識して立ち回ってみてください。
それでは、良いVALORANTライフを!